住宅の塗り壁 (珪藻土・じゅらく・漆喰)
珪藻土や漆喰の塗り壁に囲まれたお部屋で暮らしてみると、驚くほど居心地がいいのに気づきます。
それは、塗り壁が“生きている”から。
実は自然素材である塗り壁の表面には無数の小さな穴が開いており、そこから水蒸気を吸ったり吐いたり、呼吸をしているのです。
お部屋の湿度をコントロールしてくれる塗り壁は、夏蒸し暑く、冬乾燥しがちな日本の気候と相性抜群。
昔から人々に愛されてきた秘密は、塗り壁のそんな“生きる”魅力にあるのです。
近年では、シックハウス症候群など、化学成分による身体への影響が問題視され、お住まいに自然素材を使おうとする動きが大きくなってきました。
水・土・植物といった身近な素材を原料とする塗り壁は、もちろんご家族の健康を害するようなことはありません。
手塗りならではのぬくもりと、自然素材ならではのやさしさで、ご家族を包み込み、すくすくとその成長を見守ります。
- デザイン性と独特の質感
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壁紙と違って、継ぎ目のない美しい仕上がりになるのが、塗り壁の魅力。
表面の仕上げ方次第で様々な表情を演出でき、手仕事ならではのあたたかみを感じられるお部屋になります。
- 調湿効果がある
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表面に無数の小さな穴が開いており、そこから湿度を吸い込んだり、吐き出したりします。夏の蒸し暑さや冬の乾燥を防ぎ、
一年を通して過ごしやすい室内環境をつくります。
- 身体にやさしく、有害物質を吸着する
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科学的な物質を含まないだけでなく、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを吸収し、空気を浄化する働きがあります。
中でも珪藻土や備長炭を含んだ壁は、特に高い効果を備えています。
- 消臭性が高い
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「塗り壁にしてから、消臭剤の使用量が減った」という方も。表面に開いた穴からペットやタバコの気になるニオイを吸いこんで分解し、
お部屋の空気をキレイに保ちます。
- 防火性に優れている
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無機質不燃材である、天然の土や砂を主成分としているため、防火性に優れています。
燃えにくい塗り壁でお部屋を仕切ることで、火事の際も火が燃え広がるのを防ぐことができます。