昔からある珪藻土には素晴らしい役割がある
珪藻土は、古くからある建材の1つで、もともとは植物性のプランクトンである藻の1種の珪藻殻が海や湖なその底に沈み積み重なって化石としてできた粘度状の土、地層のことをいい、ダイアトマイトとも呼ばれます。珪藻殻は、二酸化ケイ素でできているため、珪藻土の主成分も同じ二酸化ケイ素です。
「珪藻土」と聞いてメディアや通販番組をよく見る方は、バスマットやコースターをイメージされる方が多いかもしれませんが、珪藻土は耐火性に優れているため、泥や漆喰などと混ぜ合わせた塗り壁材として、レンガや七輪、かまどなど古くから建材や生活に役立つものに使用されてきた素材です。
珪藻土の特徴は、耐火性があること、自然素材であること、水分(湿気)を多く吸収し放湿すること、ニオイや化学物質の吸着効果があるなど優れた特徴も多いです。
不思議なことに珪藻土だけでは、固まる性質がないので、昔の人は泥や漆喰に混ぜるなど、現代で科学的に説明できることをよくできたものだと、先人の知恵に驚かされることばかりです。
珪藻土を使った壁は日本らしいお部屋で使うものと思われがちですが、全くそんなことはありません。珪藻土への塗り替えをご検討中の方は滋賀県大津市の北村左官工業にお任せください。
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