塗り壁~仕上げパターンを紹介~
塗り壁は、ムラなく均一に塗るだけではありません。
時には、あえてムラを付けたり、模様をつけたりして、
デザインを楽しむことができます。
少しのニュアンスを加えるだけでも、室内の雰囲気はずいぶん変化しますので、
ご検討中の皆様や、塗り壁が気になっている方には、
ぜひ読んでいただきたいコラムです。
① コテ波仕上げ
コテで塗った跡をあえて残すことで、手仕事の質感を醸せるパターンです。
最もオーソドックスな仕上げ方で、
コテ波の残し方は、アレンジの幅が広がりますので、
模様を自由に楽しめるのが、このパターンの特徴です。
② 刷毛引き仕上げ
ホームセンターでよく見かけるようなブラシで、
無数の筋を作りながら模様にしてゆくパターンです。
使用するブラシによってその趣が変化します。
③ コテ刷毛仕上げ
コテ刷毛という左官道具を使うことで、縞模様を作ります。
④ 扇仕上げ
コテで半円の弧の字を描き、扇のような模様を作ります。
⑤ スパニッシュ仕上げ
コテでエッジをつけながらえぐるようなタッチで模様をつけます。
下地を傷めないような施工が必要で、高度な技術の仕上げパターンです。
⑥ スタッコ調仕上げ
ヨーロッパ調のイメージを作ります。
⑦ マーブル仕上げ
2色の材料を混ぜ合わせながら仕上げます。
このほかにも、スポンジローラーやゴムローラーで仕上げるもの、
台所のスポンジや、素手で模様をつけるものもあります。
お客様のアイデアと職人の技術で作れるパターンは無限です。
そこが塗り壁のおもしろさです。
自分の家への愛着がさらに増すことでしょう。
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